DTMユーザの間で話題になっているAudiostockというサービスをご存知ですか?
こちらは音楽クリエイターとその音楽を使用したい人をマッチングさせて音楽の使用ライセンスを売買できるというサービスです。音楽クリエイターが自作曲をAudiostock上に登録し、使用権を販売します。そして音楽を使用したい人が購入すれば利用許諾を得て、Youtubeやアプリ、ゲームなどのBGMに利用できるようになり、音楽クリエイターはその売り上げに応じた印税を受け取ります。
Audiostockの登録作品数は10万点を超えましたが、10万点を超える少し前の2018年4月26日 クレオフーガ社の東京オフィス内に2018年4月26日「Audiostock studio」がオープンしました。
AudiostockユーザのためのAudiostock Studio
Audiostock Studioをオープンさせた趣旨としては、「DAWを用いた打ち込みだけの曲作りだと、チープなんだよね」といった音楽クリエイターの声から「生で録るサウンドならいいのではないか」と考えたからだそうです。
機材環境
PCはiMacで、Pro Toolsの最新版がインストールされており、これを使用してレコーディングを行います。また、マイクに関してもSENNHISER MD421 MK2やNeumann U87Aiなどの定番の機材を揃えています。
利用方法
月に2回のレコーディングイベントでは、プロのレコーディングエンジニアがオペレーションを行いながらレコーディングできます。
その他の日はAudiostockの音楽クリエイターに無料で開放しています。
レコーディングイベント以外の日は、エンジニアは常駐しませんが、楽器を持ち込みレコーディングすることが可能です。(ただし、Audiostockのために使うこと)
スタジオ外ではくつろげる
ラウンジスペースとなっているため、パソコンを持ち込んで作業したり、くつろいだりすることも可能です。
料金は無料
月に2回のレコーディングイベントの際にはレコーディングスタジオを借りながらもプロのレコーディングエンジニアが付く形であるため、相当な額がかかるかと思いがちですが、Audiostock Studioを利用する際にお金はかかりません。というのもクリエイターさんを応援したいという気持ちで作ったレコーディングスタジオだからこそなんだそうです。
利用料がかからないからこそ、Audiostockの利用者は今現在限定されている
Audiostock Studioの利用者としては、誰でも可能というわけではなく、人気のあるクリエイター、売り上げ上位のクリエイター、今後Audiostockに楽曲提供する予定の実績あるプロの作曲家が対象です。
Audiostock studioに招待されるために、まずはAudiostockに会員登録(無料)して、実績を作っていきましょう。