『東京ゲゲゲイ』という、
2016 年 11 月 1 日?6 日まで、東京芸術劇場シアターウエストにて、「 東京ゲゲゲイ歌劇団キテレツメンタルワールド」 が公演されました。BASS ON TOP は協力スタジオとして参加しています。
東京ゲゲゲイとは
MIKEY こと牧宗孝(まきむねたか)氏が 2013 年に結成したダンスユニット。 様々なジャンルの楽曲でキレの良いダンスを披露すると共に、 オリジナルの楽曲も発表しています。 加藤ミリヤなど著名な歌手の振付をしたり、 日本エレキテル連合とのコラボレーションダンスなど、 Youtube など動画サイトでの注目も集めています。現在のメンバーは MIKEY、BOW、MARIE、YUYU、MIKU の 5 名。2016 年4月、第 10 回日本ダンスフォーラム賞受賞。
(動画 さよならダーリン)
喜怒哀楽が織りなす不可思議な世界観
会場には小学生から高齢者まで年齢・ 性別を問わず様々な方が鑑賞されていました。 ポスターはサイケデリックな印象を受けていたものの、 公演はテクノから歌謡曲まで幅広いジャンルが取り入れられると共に 、MIKEY 氏によるバラードの熱唱など、 幅広い客層が楽しめる構成となっておりました。約 250 席の会場は満員でした。メンバー全員がキレの良すぎるダンス。 例えになっているかわからないがドラゴンボールの戦闘シーンや時 代劇の殺陣のような、流れるような素早い動き。約 2 時間と体力、集中力が要求される?時間の公演中も、 勢いが衰えることは一切ありませんでした。
水木プロ公認のあの曲も
「東京ゲゲゲイ」なので「ゲゲゲイの?太郎」という、 ダジャレのような構成。版権元の水木プロ公認の、 クオリティの高い?太郎ダンス。 抜群のダンステクニックとセンスにより、 アニメ主題歌や歌謡曲までかっこよく踊りこなしてしまいます。
ダンスと融合する映像
公演ではプロジェクターが使用され、 背景全体がスクリーンとなりダンスとシンクロした美しい映像が流 れていました。曲間や演出の際にもプロジェクター映像が大活躍。 どこかで聞いたことのある、「情熱」 がこもったプロフィール映像など、 会場は大いに盛り上がっていました。
演目「葬儀」では、 リーダーの MIKEY こと牧宗孝(まきむねたか)氏の葬儀がテーマ。 誰もが一度は聞いたことのある Uptown Funk をリミックスし、葬儀に対しての心境が描かれております。 アップテンポの曲は本来ならば葬儀には相応しくないのですが、 抜群のダンステクニックとセンス(2 回目)により、見事にシンクロしています。
(動画 葬儀)
まだまだ謎が多いゲゲゲイ
サブカルチャー色が強い東京ゲゲゲイはプロモーション動画やプロ フィール以外に公開されている情報は少なく、 あえて情報を絞っているような印象も受けました。「 ゲゲゲイの謎」というと大げさかもしれませんが、 公演に行けば謎は解けます。 ネットなどのメディアに公開されている内容はプロローグのみとい っても過言ではなく、 実際のライブプロモーションへの導線であった、 という印象を受けました。ダンスユニットをベースとした「 新しい」タイプのアーティスト、これからの活躍が楽しみです。現 在テレビ番組でのダンスパフォーマンスなど、 着実にメディア露出を増やしている東京ゲゲゲイ。5 人の一糸乱れぬダンスは一見の価値ありです。ダンススタジオBASS ON TOP もレッスンなどでご利用いただいております。
記事:あそう
撮影:上山陽介
★★★
ダンススタジオBASS ON TOP
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