バンド上達塾とは…
BASS ON TOPがお送りするプロミュージシャンによるワークショップ。
毎回さまざまなプロミュージシャンをお迎えしての開催！あなたの目で！耳で！存分に体感して下さい！
【HIRO】バンド上達塾：2016.6.5@ベースオントップ中野サンプラザ店
去る6月5日、バンド上達塾ギターセミナー東京編が開催されました。
場所はベースオントップ中野サンプラザ店の211st、都内でも有数の広さを誇るリハーサルスタジオで行いました。
大阪編に続き、講師はギタリストのHIRO氏。La’cryma Christi、 Libraian、Acid Black Cherry、Creature Creatureなど、華々しい実績と実力を兼ね備えたスーパーギタリストです！
東京編では大阪ではお見せすることができなかった使用機材を披露いただき、デモ演奏や質疑応答などを含んだ大満足の1時間30分にわたるクリニックとなりました。
その様子をレポートにてお届けしたいと思います。
スタジオに入ってまず目を引くのが、色とりどりのHIRO氏シグネチャーモデルのギター、その数なんと7本！
ヘッドアンプやラック、足元のスイッチャーなどライブでのフルセットを持ち込んでいただいてのセミナーとなりました！
ホールよりもライブハウスよりも更に近いスタジオ内でのセミナー、ゼロ距離と言っても過言ではないこの距離感、皆さん体を乗り出して機材を見ておられました。
オープニングの演奏が終わり司会とのトーク形式でセミナーがスタート。
まずは機材紹介から行っていただきました。
ギターに始まりアンプやラックの説明、足元のスイッチャーやペダルは外して見やすいよう持ち上げてご紹介いただきました。
7本のギターの中で一番重たいと紹介された一本を「持ってみる？」と目の前のお客様にひょいと渡す場面も。
ご本人の使用機材、見ることはできても持つことは滅多にできないですよね。
HIROさんありがとうございます！
紹介の最中にも「何か質問ある？」と会場に確認、その場で疑問に答えていただきました。
ご来場の皆様は、熱心にメモを取られる方がたくさん。まさにバンド上達塾、特別講義も熱が入りますね！
お客様の中には、ギター買いました！とHIROモデルのギターを持ってこられた方も！
そこでHIRO氏、「繋いでみる？」とギターを受け取りご自身のアンプに繋ぎます。
「綺麗だねー」と仰りながらお客様のギターを弾いていただくサプライズ！
これには会場も大盛り上がり、一生の記念になったのではないでしょうか！
機材の説明が終わった段階で、次はデモ演奏へ。
紹介された機材の音、足元のスイッチャーで切り替わる音色、先ほど説明いただいたところを入念に見つつ筆者も演奏を聴かせていただきました。
デモ演奏終わりで次はギターのプレイについて。
一番大切だと仰る基礎練習について、右手左手それぞれの練習方法を紹介・実践していただきました。
筆者はギタリストではありませんが、実践しておられる基礎練習は耳にしたことがある、一番最初に習うものの中にある練習でした。
目新しいことではありませんが、先人達が実践してきたことを実直に反復、時間をかけて会得し、常に同じクオリティを何事もないかのように出していく。
それを可能にしたからこそ、プロとして、また一人の演奏者としての風格を漂わせることができるのではないかと感じました。
練習方法を紹介する中で印象に残ったのは音は右手で作る、というお話。
いろいろな機材がある中で、どんなものを使用するにせよ最後は右手のピックの当て方や弾く強さ、はたまたピックのサイズや色にまでこだわって理想の音を追求することが大事である、という内容。
その言葉通り、この日の演奏でも氏の拘りが随所に散りばめられていました。
お話いただく中で質問もあがり、それらを受け止め優しく答えを返していくHIRO氏。
これまでの実績とその実力、説得力の塊であると筆者も心に刻ませていただきました。
納得の説明、そしてデモ演奏を終えた後、最後は来場者と記念撮影、最高の思い出ですね！
このような内容でお送りしたバンド上達塾ギターセミナー、少しでも会場の熱気が伝わりましたでしょうか。
プロミュージシャンを招いてのバンド上達塾、一言にプロと言っても歩んできた道、音への拘り、一つとして同じものはない唯一無二のものだと筆者は感じました。
これからもバンド上達塾でたくさんのプロミュージシャンをお招きする事となっていますが、どれも一つとして同じものはなく、それぞれ全てが皆さまの音楽ライフをより良いものにしてくれると確信しています。
今後もベースオントップpresents「バンド上達塾」をよろしく願い致します！
