昨年の発売から5ヶ月、巷ではかなり好感触のYAMAHA「ボーカロイド・キーボード VKB-100」。入力した歌詞を弾いたメロディ通りにボーカロイドが歌ってくれるという斬新なこの楽器が支持される理由を考えてみました。
YAMAHA「ボーカロイド・キーボード VKB-100」の魅力
際立つ使いやすさ
歌詞を専用のアプリを使ってスマフォから入力できるので、どこでも簡単に作業が始められます。主役の歌声は、デフォルトで登録されている「VY1」の他に「初音ミク」「Megpoid」「IA」「結月ゆかり」など合わせて5つまで登録できるので、様々なボーカルスタイルを奏でられるのも大きな魅力ではないでしょうか。
肝心の使い方も、わかりやすいマニュアルに加えて豊富なチュートリアル動画を駆使すれば、初めての人でもすぐに使いこなせそうです。
パフォーマンスで活躍するユニーク性
楽器がボーカルになるという斬新さはもちろん、口パクでオーディエンスを驚かせるなど、ひと味加えた個性的なパフォーマンスが可能になるのもボーカロイド・キーボードの魅力と言えるでしょう。オーディオ機器につなげて他音源と同時出力するなど、使用用途も幅広くアイディアが生まれやすいでしょうし、高速連打でラップスタイルにしたり、2台同時プレイでハモりだってできてしまうユニーク性を持っています。これは、ステージパーフォーマンスのクオリティをグンと上げること間違いなしですね。
オリジナル作品作りの強い味方
自分で作った歌詞を演奏する楽器が歌う、ということは、クリエイティブな表現が無限に可能になるということです。本物のボーカルがいなくても演奏者だけで曲を完成させられる上に、これまで「作曲はするけど歌う自信はない」「ボーカルメンバーが足りない」と思っていた人たちにとっては嬉しい味方になります。
試奏体験会開始しました!
JEUGEA三条本店にて😊お待ちしておりま〜す😁 pic.twitter.com/7v0eEExKCE— VOCALOID Keyboard (@vocaloid_key) 8 April 2018
4万円弱と手の届きやすい価格も魅力的。ボーカロイド生みの親YAMAHAならではのオリジナリティあふれる製品に、これからも注目が集まることは間違いありません。