ローノイズ・高音質設計!実用性高い “X vive U2 Wireless Guitar System”

つい数年前までは長いシールドケーブルをアンプに繋いで楽器を演奏するのが当たり前で、ケーブルの素材やメーカーなんかにもこだわっていた人が多いかと思います。筆者もその一人で、ケーブルの自作なんかも結構やってました。近年、電化製品に先立ち、オーディオ、楽器業界でもWi-FiやBluetoothによるワイヤレス機器が増えてきました。エレキギターなんかも例外ではなく、ワイヤレス演奏ができる製品を各社発売しています。今回はその中でも特に高音質でコストパフォーマンスが高いと感じた、ドラムでおなじみのパール楽器製造株式会社が販売する”X vive U2 Wireless Guitar System”を紹介していきます。

X vive U2 Wireless Guitar Systemの主な特徴

4チャンネル選択で複数同時使用可能

アンプに差し込むレシーバー(受信機)と、ギター、ベースのジャックに差し込むトランスミッター(送信機)の横についているボタンで、チャンネルを1~4に合わせ、それぞれ分けることで複数台での使用が可能なようです。青いLEDの点灯数や点滅回数でチャンネル設定やワイヤレス接続も簡単にでき分かりやすくなっています。複数台使用する場合、自分のトランスミッターと他のレシーバーの距離を十分に離して(1.5m~2m以上)使用しないと、通信回線が混ざってしまうようです。また、バッテリー駆動のプリアンプを内臓している楽器などに使用する際、ノイズが発生し正常に使用できない可能性もあるとのことで注意が必要です。

高解像度、低遅延なハイクオリティサウンド

動画を見ると分かりやすいですが、オーディオ出力は24bit/48khz非圧縮デジタル転送で、ハイエンドシールドケーブルと”U2″の出音比較でほとんど違いはなく高音質なのがわかります。また、気になるレイテンシー(遅延速度)の方も6ms未満と全く気にならないレベルで、レシーバーから少し離れても正確なオーディオ伝送を実現しています。ワイヤレスの最大伝送距離は約30mと記載されていますが、電波状況や環境によって変化するようです。

最大約5時間駆動可能なバッテリー内臓

レシーバー、トランスミッター共にUSBポートが備わっており、付属のmicroUSBケーブルで、1.5時間充電することで、最高約5時間の連続再生が可能なリチウムイオンバッテリーを搭載しているので、自宅やスタジオでの練習からライブまで、幅広い場所や用途で使用できそうです。

限定色が追加され豊富なカラーラインナップ

今まで販売されていたシルバー、ブラックの他に限定カラーとして、ブルー、レッド、ウッドが2018年6月下旬に発売されるとのことで、手持ちの楽器に合わせてお好きな色を選べます。価格は税込み¥14,688~と手頃でコスパ良好な点も魅力的です。その他製品の詳しい情報はこちらからどうぞ。

まとめ

いかがだったでしょうか。シールドケーブルがなくなると取り回しが楽になり、荷物も減ってとてもスッキリしますね。「どうしてもこのケーブルが使いたい!」って人は使い分けたりしても良いんじゃないでしょうか。音質的にここまでしっかりオーディオ伝送された製品だと本格的なライブでの使用も有りなんじゃないかなと個人的には思います。これからワイヤレスギター、ベースを導入しようと考えてる方は是非、”X vive U2″をチェックしてみて下さい。

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