世界中から注目を集めるメタルコアバンドCrossfaithのニューシングルNew Age Warriors のJapan Tour セミファイナルが堺東Goithで行われた。

メンバーの地元である堺、彼らがまだライブをやり始めの頃によく出演していたライブハウス堺東Goithでのワンマンライブ、そして、原点回帰の意味合いも込められた、初の『1stアルバム完全再現』というファン&ハードコアキッズは見逃せない公演内容、チケット応募数はなんと約4000人に昇るメモリアルなイベントとなった。
熱気漂う超満員の会場、照明が落ちるとともに大歓声が沸き起こった。
“System X”をSEに観客の興奮度がグングンと高まる中、メンバーが一人ずつステージに登場。Koie(Vocals)の「帰ってきたぞ堺!!かかってこいや!!」という煽りに、無数の拳が突きあがり、まずは“Monolith”“Rx Overdrive”“Jagerbomb”と獰猛なメタルコアサウンドを立て続けに投下。予想をはるかに上回る凄まじいパワーで観客を圧倒!一瞬にして会場を熱狂の渦に巻き込んだ。
Koie(Vocals) : 「ようこそ!俺たちの始まりの町─堺へ!今日はとりあえず、俺たちが故郷、堺へ帰ってきたこと、そして新しいシングルNew Age Warriors Tour セミファイナル、それを祝して乾杯していいですか?」と、缶ビールをかかげ「乾杯!」。
会場全体が大いに沸き、今度はダンサブルな“Wildfire (feat Benji Webbe from Skindred) ”。Teru(Program / Vision)もブースを飛び出し煽りまくり、続けて放たれた“Kill ‘Em All”でさらに会場をヒートアップさせた。
容赦ない怒涛のライブパフォーマンスに、すでに会場のボルテージは最高潮!まるでサウナにでもいるかのような尋常じゃない熱気が充満していた。
その後は、昨年リリースの“XENO”からキラーチューン“Devil’s Party”、そして、ニューシングルから“Revolution”と、会場にいる全員でシングアロング。とてつもない一体感を巻き起こし、一旦ステージは暗転した。

“Revolution”の余韻が漂う中、1stアルバム“If you want to wake up?”が鳴り始めた。会場から雄叫びのような歓声が轟き、全員がどっとステージ前へ押し寄せた。そして、“Mirror”“Blue”と続く。1stアルバム完全再現のライブステージが始まった。計り知れない喜びと感動が会場を埋め尽くした。
Koie(Vocals) : 「俺たちの始まりの場所─堺、俺たちの始まりのレコード─“The Artificial Theory For The Dramatic Beauty”、最後まで全力で堪能して帰ってくれよ。」
続けて、“Fiction In Hope”。ヘッドバンキング、クラウドサーフ、サークルモッシュが入り乱れ、会場は狂乱状態となった。猛烈にハードコアキッズの血を騒がせた後、“Interlude”から“Voices”へ。ドラマティックな展開で大きな激情が会場全体を覆い尽くした。
最後の曲に入る前のMCでは、
Koie(Vocals) : 「俺たちの始まりの場所─堺で、初めて全国的に発売したアルバムが、1stアルバム“The Artificial Theory For The Dramatic Beauty”です。堺って場所には、語りだしたらキリがないくらい思い出があって・・何を隠そう、この堺東Goithっていうのは、Hiro(Bass)と出会った場所でもあって・・」
と、当時の堺での思い出について語った。
そして、
Koie(Vocals) : 「地元の堺で、やっぱり自分たちの始まった地点の音楽をもう一回プレイして、自分たちのルーツがどこにあるのかを、自分たちにも、今日ここに来てくれているみんなにも示したかった。」
と、改めて『1st完全再現』について語った。
最強のバンドを追求し続ける彼らの原点回帰。とどまる事を知らない彼らの勢いを誰もが感じたに違いない。
Koie(Vocals) : 「俺たちには、これからまだまだ叶えたい夢が数え切れないほどたくさんあります。俺たちは俺たちの思う最強のバンドになるために、これからもずっと前を向いて、ずっとずっと進んで行きます。」
更なる前進を誓い、本編最後は“K”で力強く締めくくった。
メンバーがステージを離れ、暗転のステージで“Chemicarium”が流れる。会場の熱気はまだまだ冷めない。何度も「ワンモア!」と発せられる言葉を受け、アンコールステージがスタート、まずは楽器隊のハイスピードな荒々しいセッションが会場中に鳴り響いた。そして、Koie(Vocals)が登場し、
Koie(Vocals) : 「地獄へ落ちる準備はできてるか堺?いけんのかお前ら!中指あげろ!」
と、“Countdown To Hell”で今日一番の大きなモッシュサークルで観客は大暴れ。そして、最後は“Leviathan”で会場が一つに。壮大なスケール感のある楽曲でゆっくりと幕を閉じた。
Koie(Vocals) : 「ありがとう!俺たちはこれからも先に進み続けていきます。俺たちと一緒に、俺たちの未来を見たいやつは、これからもついて来てください。ありがとうございました。」
最後はメンバーと観客との記念撮影。

世界レベルを感じる桁違いのパワーと、洗練されたサウンドとライブパフォーマンス、
そして、この日でしか味わえなかったたくさんの感動と興奮が詰まった貴重なイベントとなった。
2016/10/25/TUE.
New Age Warriors Tour 2016 ※THANK YOU SOLD OUT!!
[act]Crossfaith@堺東Goith http://goith.jp/
(投稿者:BOTイエロー)