関西ガールズロックシーンを牽引する人気バンド絶景クジラ初のワンマンライブ@北堀江club vijon

 

RO69JACK2015で優勝、ROCKIN JAPAN 2015、2016と02年連続の出場を果たした、大注目のガールズロックバンド絶景クジラ。4月に初の全国流通となる1stミニアルバム『他撮り』をリリースし、勢いを増す彼女達の初のワンマンライブが、7/31(日)北堀江club vijonで開催された。チケットは見事にSOLD OUT!絶景クジラの人気の高さが伺える素晴らしい結果となった。

開演前からフロアは満員!オープニングは、これまでに撮影された他撮り写真のスライドショーがフロアの壁に大きく投影され、和気藹々とした雰囲気で始まった。オープニングムービーが終了すると間もなく、SEとともに Ba うえまや、Dr サンキューまじま、Gt nozo、Vo ナツコ・ポラリスの順にメンバーがステージに姿を現した。盛大な拍手と歓声に包まれる中、mini album『他撮り』の1曲目、幻想的なピアノフレーズからはじまる”マイリトルパラレルドリーマーズ”でライブは始まった。まずは心を満たす抜群に キャッチーなメロディーで観客を魅了した。

「お前ら今日は人生で一回きりの初ワンマンの日だぜ~来れなかった人が後悔して泣いちゃうくらいのライブにしようぜ~!」

と、 Vo ナツコ・ポラリスの頼もしい一言に、会場から一斉に手が上がり、早くも一体となった。続く2曲目は、ファンキー&フリーキーなロックナンバーMV曲”papapa”でスリリングに会場を熱狂させた後、3曲目は一転して開放感たっぷりのドリーミーな横ノリポップ”The burger of Idaho”のスウィートな歌メロと緩めのファンクネスでうっとり心地よく会場を揺らした。

 


「ファーストワンマンライブにようおこし。初めてのワンマンライブ ソールドアウトしました~」

と改めてGt nozoからの挨拶でMCタイム。ゆるい感じのメンバートークで、ほのぼのとした雰囲気に包まれる中、ナツコ・ポラリスから
「次のブロックは神秘的ブロックなんで。このブロックは誰一人としてニコリともしない(笑)。」
と。ニコリ禁止が宣言された後、MV曲”メルシー伯”の淡々としたグルーブと切なげなメロディーに、今度はじわじわと引き込まれ、会場は静かに波打うつように揺れ続けた。一転して踊る事への衝動を呼び起こすアグレッシブなドラムビートから、キラキラとしたシンセフレーズが星の光のように降り注ぎ、ベース&ギターでドライブしていくスペーシーでファンキーな(タイトル未公表曲)、至高のダンサブルチューンで猛烈に踊らせ、グルーヴを崩すことなく、テンションとエモーションが高まっていく新曲(タイトル未公表曲)で、会場の熱狂はさらに加速!息をもつかせない衝撃的でドラマティックな展開に圧倒された。

ここで2度目のMCタイム。

「サンキューです。ここはサンキューまじまがつなぎます。」
と、今度はDr サンキューまじまが、物販絡みのトークに花を咲かせる。会場は程よくリラックスした。

 


中盤戦は、ナツコ・ポラリスから
「次は私の恋の歌を。」
と、 “ごめんねとさよならを”のカントリー調の優しいフレーズに心あたたまり、続く、ノリのいい爽やかなポップナンバー”さよなら空”では、キャッチーな歌メロに手拍子&タオル回しが起こり、会場はポジティブでハッピーなムードに包まれた。その後、一度ステージは暗転。次曲にまつわる奇妙?な寸劇?~インタールードを挟み、衣装チェンジを終えたナツコ・ポラリスがステージに戻る。
「私の大好きな宇宙の歌をやります。」
と ソロコーナーのはじまり。ジャジーなピアノフレーズから極上バラード”エイリアン”をしっとり歌い上げた。他のメンバーも衣装チェンジを終え再びステージに登場。 そして、結成からずっと大事に歌ってきた、壮大で美しい”春紫苑”が演奏される。詰め込まれたたくさんの想いと鮮烈な輝きを放つブレイクでクライマックスへと到達。強い愛と感動が会場を覆いつくした。音が鳴りやんでもじーんと余韻が残る中、

「ワンマンなので、自分たちがやりたいことをやりました!ありがとう!楽しかったです!」

チャーミングなnozoのMCのあと、

「盛り上げすぎたな。多分みんな終わったって思ったと思うで(笑)」
とメンバー達。遊び心満載。

そして、いよいよ最後のブロックがはじまった。

ナツコ・ポラリス:「とてもスペシャルなお知らせがあるんです!10/5 BAKURETSU RECORDSから、2ndミニアルバムが発売決定いたしました!第2弾アーティストして、『自撮り』というミニアルバムをリリースすることに決定したのですが、その中には入っている曲のミュージックビデオを作ってくれる人、MVクリエーターを募集します!どしどし応募してください!」「・・という事で『自撮り』の中から1曲、新曲を先行公開します!」

と、ファンキーでハードなギターリフが印象的ななロックナンバー新曲(タイトル未公表曲)を初公開、会場は再び熱気を帯びた。そして、ここからはアゲモード!とことんファンキーでひたすらノリのいいアッパーチューンのオンパレードが始まる!まずはmini albumのタイトルソング”他撮り”。クジラボートも客席に投入され、さらに熱気は上昇!そこでナツコ・ポラリスから宣言。

「今日はアンコールは禁止の日です。本編で全力を出し切ってもらうためです!みんなで一つになろう!」

アンコール無し宣言からの”Today”のシングアロングで会場はひとつになり、続く”X”ではナツコ・ポラリスがステージから客席に下りて歌うパフォーマンスに会場はエキサイティング!

ナツコ・ポラリス:「私たちだけの楽しい音をつくっていきましょう!どうもありがとう絶景クジラでした!」

最後はキラーチューン”台湾Ⅱ”で最高の盛り上がりを見せて終了!大盛況!

煌めくポップセンスとオルタナティブな世界観で、のびのびと多彩に描かれる絶景は一度見たらハマります!そんじょそこらのガールズロックバンドとはわけが違う素晴らしいバンドでした!

そして最高の一夜でした!

BAKURETSU RECORDSから、2ndミニアルバム、『自撮り』の発売が決定したノリにのる絶景クジラに今回初ワンマンを行った会場vijonについて質問~

Q:絶景クジラにとってvijonとは?

自身が初めてライブした場所でもあり、駆け出しのころ、一番ライブを多くさせて貰い、自分達を成長させてくれた、メッチャお世話になった場所です!そして、今の「絶景クジラの活動スタイル」を作り上げるきっかけをくれた場所でもあります!それは、排他的でない余裕のある人間性があり、ユーモアセンス抜群なアプローチ。ハコのイメージはお洒落でクールなのに、スケジュールコメント1つ取ってもさりげなくメッチャふざけてますもんね(笑)何をするにしてもvijonの「オモシロネタ」のクオリティーはずば抜けていると思います!そんなお世話になったライブハウスで今日ついにワンマンライブが出来て本当に嬉しく思っています!club vijonで学んだ「ユーモアセンス」を受け継ぎたいので、今取り掛かっている新曲のMusic Videoも、公に募集していたクリエイターと、ユーモア抜群なものを創られるように頑張ります!

★オマケ
ガールズバンドの未来は明るい!club vijon booking 大田氏 recoomend

lical
http://lical321.wix.com/prgl

平均年齢18.5歳の4ピースロックバンド。
自由自在に変拍子を操るプログレッシブなアプローチ、
10代とは思えない類まれなるアレンジ力と演奏力、
唯一無二の世界観を放つコトバ、
そして若さあふれるエモーショナルなパフォーマンスで
劇的なスピードで注目を集めつつあるバンドです。

lical「undry」MUSICVIDEO

lical×Haruo Takimoto 「驟る秒針、雨宙に君は」MUSICVIDEO

DIALUCK
http://dialuck.strikingly.com/

最近タワーレコード限定SINGLE CD03枚同時リリース、
そしてそのCDが長らく販売枚数チャートインしていたことで
話題を呼んでいるガールズ3ピースバンドです。
特筆すべきはガールズバンドなのに女の子のファンが多いこと。
何が飛び出すか解らない、変幻自在なライブ。
カワイイ以上にカッコイイ、、、
ガールズの中でひときわ異彩を放つ存在です。

DIALUCK 【あの街まで】Music Video

 

(投稿者:BOTイエロー) 
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