【アカペラマルチ録音の使い方〜準備編〜】マイナスワン音源を作成して、パート練習に活用したりミックスやアレンジにチャレンジしてみよう

アカペラマルチ録音の使い方〜準備編〜

アカペラマルチ録音では、PCもしくはMacのDAWソフトを活用して、最大8chの同時録音が可能です。
簡単なセッティングを行うことで、すぐに録音を開始することができます。

PCやMACのDAW環境が必要です。受付ではMacbook proの無料貸出(※)が可能です。ぜひご利用ください。
※Logic Pro. Protools Artistをご利用いただけます、詳細スペックについては以下をご確認ください。

この記事では、PCやMacをお持ち込みいただく場合の事前準備についてご案内いたします。
主にMacの場合で案内いたします。

1.専用のドライバー、ソフトのインストールが必要です

以下のメーカーサイトよりダウンロードしインストールをお願いいたします。

●UNIVERSAL AUDIO APOLLO X8P
https://help.uaudio.com/hc/en-us/articles/215267203-UAD-Software-Archives

※使用している環境に適したソフトウェアをインストール UA Connectファイルは無視し、UAD●●●.pkgを開く

●FOCUSRITE Clarett+ 8 Pre
https://downloads.focusrite.com/focusrite/clarett/clarett-8pre

●RME Fireface 802 FS
Mac: https://synthax.jp/drivers-madifacext-mac.html
Windows:https://synthax.jp/drivers-fireface-ucufx-windows.html

2.M1チップ以降のApple Macをご利用の場合

UNIVERSAL AUDIO APOLLO X8P、RME Fireface 802 FSの場合はMacのセキュリティ設定の変更が必要です。
※FOCUSRITE Clarett+ 8 Preの場合は必要ありません。
※Intel Macの場合は必要ありません。

以下の手順に従い、セキュリティ設定を変更後インストールを進めてください。

手順



3.問題なくインストールできているか確認する

UNIVERSAL AUDIO APOLLO X8Pの場合

上部メニューバーの「UA」よりConsoleを開き、表示されていることを確認

FOCUSRITE Clarett+ 8 Preの場合

アプリケーション内に「Focusrite Control」が追加されてます。
開くと「No Hardware Connected」と表示されます。接続していない状態のため正常です。

RME Fireface 802 FSの場合

アプリケーション内に「Fireface USB Settings」「Totalmix」が追加されています。
通常デバイスを接続しない状態では起動しませんが、「Totalmix」のメニューバーより
Option > Offline Device Setup > Fireface802 > Add > OKの手順でデモ操作ができるようになります

4.回線図を確認する

スタジオ内にも掲示していますので必ず確認が必要というわけではありませんが、事前にチェックしておくと作業がスムーズです。

UNIVERSAL AUDIO APOLLO X8P 回線図

FOCUSRITE Clarett+ 8 Pre 回線図

RME Fireface 802 FS 回線図

ベースオントップスタジオのアカペラマルチ録音は、リハーサル環境とレコーディング環境を同時に立ち上げるため、マイクスプリッターによりマイク信号の分岐を行っております。
練習中にさくっとマルチ録音、そんなことも可能です。

アカペラマルチ録音の使い方〜録音編〜 〜ワンポイント・コツ編〜「パラデータの書き出し」 〜ワンポイント・コツ編〜「コンデンサーマイクを使ってみよう」
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