8月17日大塚が賑わった『若者のすべて2018』ライブレポート

8月17日大塚が賑わった『若者のすべて2018』ライブレポート

8月17日に東京大塚のDeepa、MEETS、Hearts、Dining Bar海の全4会場で開催された若手特化型サーキットフェス『若者のすべて2018』。総勢40組を超える出演者となりました。

大塚の4会場で行われているため、大塚の街はこの日お祭りのようにバンドマンやファンで賑わいを見せました。

そんな『若者のすべて』の中から何バンドかピックアップしてご紹介します。

sable(大塚Deepa / 13:15〜)

静かに幕を開けた彼らのステージ。沸々と湧き上がる感情を吐き出すような、ボーカル・かずいの歌声に耳を傾けるフロア。詩に耳を傾かせながらも思わず身体が揺れてしまうような、楽器陣とボーカルのそれぞれがしっかり役目を果たす楽曲に彼らの実力の高さを感じる。MCでは裏のthe satellitesに触れつつも短く切り上げ後半戦に突入。後半戦はスピード感のあるギターロックテイストの楽曲が目立ち、フロアは盛り上がりを見せた。


sable Twitter:@sable_band

シゼントウタ(大塚Deepa / 14:00〜)

胸が締め付けられるような切ない歌詞が魅力な彼ら。楽曲そのもののセンスも抜群でありながら、ステージではそれに加えライブだからこそ魅せることが出来る感情を存分に披露した。激しくも気持ちに寄り添うようなバックサウンドがより歌詞の切なさやぶつけるような感情を表していた。誰かが歌ってそうで歌ってこなかった、彼等にしか表現出来ない楽曲はお客さんの心の隙間を満たしただろう。


シゼントウタTwitter:@sizen_to_uta

Leap Light(大塚Deepa / 15:30〜)

ギターボーカル・綾部壱晴の優しいギターの音色と力強い歌声だけが大きく響き渡りフロアが静まり返る。既に拳が上がったフロアは、リズム隊が加わりLeap Lightのステージの始まりが告げられた途端歓声が上がった。2曲目3曲目と盛り上がりは収まることなくボルテージは上がっていった。「去年はオーディションに出たけど(本編には)出られませんでした。今年は呼んでもらえました。ありがとうございます!」と喜びを噛み締めると大きな拍手が起こった。昨年落ちたとは思えないほど多くのお客さんで埋まったフロアは最後まで盛り上がりを見せ、彼等の成長を証明していた。


Leap Light Twitter:@leap_light

プリン食べたの誰。(大塚MEETS / 17:00〜)

印象的なバンド名のイメージとはかけ離れた、キレのある激しいギターロックがフロアに響き渡る。初めて見たお客さんは驚いただろう。目の前で熱い男たちによる予想外のライブが繰り広げられる。これがサーキットイベントの面白いところだ。フロアの反応を見たギターボーカル・あおしゅんからは曲の途中途中に「ありがとう!」「最高だよ!」という叫び声が上がり、それがまたフロアの熱気を高めていった。時間を忘れさせる、駆け抜けるように過ぎていったライブは一人一人の心を確実に掴んだことだろう。



プリン食べたの誰。Twitter:@Puri_Dale

室井雅也(大塚Deepa / 17:45〜)

1曲目から人気曲「ヒロインは君で」を披露したシンガーソングライター、室井雅也。フロアからは早くも手拍子が起こる。20歳とは思えない深みのある歌声と堂々としたステージに、弾き語りながら圧倒されてしまう。と同時にどこか安心感さえある。というのも、この若者のすべてへの出演はなんと4度目。しかしライブを見れば納得である。ずっと聴いていたいとさえ思わせられるこの歌声はまさに才能だ。


室井雅也 Twitter:@m_661

austines(大塚Hearts+ / 17:45〜)

男女ツインボーカルのaustines。ライブ自体3ヶ月ぶりと久しぶりの今回のステージ。更にサーキットイベントは2年ぶりだという。楽器陣の安定感抜群の演奏は、コーラスをしっかり聴かせるようにサポートしているようだ。心地いい穏やかなポップミュージックに思わず身体が揺れてしまう。「皆さんが選んでくれたこの時間を幸せで溢れるような時間にしたいと思います。最後まで楽しんでいってください。」と、キーボードボーカル・深澤らしい挨拶にフロアからは暖かい拍手が起こっていた。


austines Twitter:@_AUSTINES

尾崎リノ(Dining Bar 海 / 18:05〜)

お客さんとの距離が近い分、終始アットホームな雰囲気が漂う中でのライブとなった彼女のステージ。しかしライブが進んでいくほど、距離は関係なく彼女の人柄がそうさせているのだと分かった。彼女の、柔らかそうで意志の強そうな芯のある歌声や、それを引き立たせる歌い方、全てがその空間を創り上げていた。


尾崎リノ Twitter:@rinozaki2

Fancy Girl Cinema(大塚Deepa / 20:45〜)

大塚Deepaのトリ前を務めたのは4ピースバンド、Fancy Girl Cinema。多くのお客さんでパンパンに埋まったフロアはリズム隊によるサウンドにつられるように揺れる。Fancy Girl Cinemaの楽しみ方がどんどん伝染していった。


Fancy Girl Cinema Twitter:@fgcthebandjp

橋本宗憲(Dining Bar 海 / 21:05〜)

アナタノウタゲというバンドのギターボーカル・橋本宗憲による弾き語り。路上ライブだったら思わず足を止めて聴き入ってしまうような、感情を絞り出す少し掠れた男らしい歌声が魅力的な彼。7月にシンガーソングライターとしても音源をリリースしたそうだが、バンドサウンドをバックに歌う彼も見てみたくなるステージだった。


橋本宗憲 Twitter:@muneriiin0526

街人(大塚Deepa / 21:30〜)

大塚Deepaのトリを務めるのは、全国流通版のリリースも決定した彼等。日々の生活をリアルに歌い若者を中心に支持を集めているが、どの年代にも好まれるバンドと言っていいだろう。「いいバンド見て、いい友達といい酒飲んで楽しかったですか?こうゆう日が続いてくよう願ってラスト25分歌います。よろしくね!」というギターボーカル・奥の言葉に暖かい拍手と歓声が起こった。生活に寄り添うような穏やかなバンドサウンドと歌声が優しく響き渡り、そこにいる全ての人を最後の最後まで魅了していた。


街人 Twitter:@machibito111

写真:@keshikessina

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