手軽にどこでもレコーディング!便利なiZotopeの”Spire Studio”

ここ数年、様々な電化製品やオーディオ機器がBluetoothに対応し、ケーブルを必要としないので取り回しが楽になり、扱いが便利になりました。最近発売されたiZotopeの”Spire Studio”は、今までありそうでなかった、ワイヤレス対応の小型オーディオインターフェイスで、iPhone、iPadで簡単にレコーディングをすることができます。今回は、この”Spire Studio”について主な特徴や機能などを紹介していきます。

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iZotope社とは

iZotopeといえば、コンピューターで音楽編集や制作をある程度経験したことがある方ならその名前を一度は聞いたことがあると思います。米マサチューセッツ州ケンブリッジで2001年に設立されたiZotope社は、主にオーディオ編集用の高性能なマスタリングプラグイン、ソフトシンセ、モバイルアプリなどを設計している会社で、その高い技術と性能にはオーディオ業界で定評があります。今回紹介する”Spire Studio”のようなハードウェアを製品化するのは、おそらく今回が初めてだと思われます。

Spire Studioの主な特徴・機能

プロフェッショナルなサウンド

スタジオクオリティなコンデンサーマイク、48Vファンタム電源、Grace Design社のマイクプリアンプ入力を搭載する他、iZotope社のサウンドプロセッシングテクノロジーを網羅したプロ音質な製品に仕上がっています。

コンパクトボディでどこでもポータブル録音

“Spire Studio”は、小さなバッグ、ギターケースなどに入れて簡単に持ち運ぶことができ、屋内、屋外問わず置き場所にも困らないので、どこでもワイヤレス録音が可能です。また、6時間分の録音ができるメモリと、4時間連続使用可能なリチウムイオン電池を内蔵しているので、外出先でも活躍が期待できそうです。

ボタンひとつで簡単レコーディング編集

専用の無料アプリにてワイヤレス接続すればボタンを押すだけで簡単にレコーディングを開始することができ、リバーブ、ディレイなどの多彩なエフェクト操作、オーディオ編集、ミックス作業からSNSシェアまでできちゃいます。

こんな人におすすめ

“Spire Studio”は、iOS専用なのでiPhoneやiPadを活かしてレコーディングしたい人にはピッタリな製品だと言えます。バンドやピアノ、ヴォーカル練習など、自宅やスタジオ、野外でのフィールドレコーディングから直接楽器やマイクを繋いでマルチトラックレコーダーとして使用するなど、幅広い用途に使用でき、難しい操作もないため、初心者にもおすすめできます。

まとめ

いかがだったでしょうか。オーディオ業界でもどんどん製品がコンパクト、Bluetooth対応になり、便利な反面、流行や操作性について行けるか少し不安になりますね。しかし、実際操作マニュアルや説明動画を見てみると、今までにないくらいシンプルで単純なんです。ボタンをひとつ押すだけとか、プログラムが全て勝手にやってくれるとか。そんな誰でも簡単にレコーディングできる”Spire Studio“は、現在約¥38,215で発売中です。

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