イギリス創業メーカーNovationの万能ハードウェア。トラックメイクが可能なダンス・ミュージック制作向けの「Novation Circuit」

Bass StationやDrum Station、90年代のダンスミュージックに使われたSuper Novaなどの多くのクラブミュージック向けの機材をリリースするイギリス創業メーカーであるNovationから、トラックメイク(音源制作)が可能なダンス・ミュージック制作向けの「Novation Circuit」がリリースされています。

「Novation Circuit」は2015年にリリースされたハードウェア機器であり、現在新品で4万円前後、中古で3万円前後で購入できます。
EDM、トラップ、テック・ハウス系の64音色と、リズム・マシン部にはROLAND TR-808/909のエミュレーションを基本としたドラム・サウンドが64個プリセットされています。肝心なボディには、小さめのパッドが64個、プリセットの音色に細かく手を加えることのできるのマクロコントロールツマミが8個、フィルターを操作するための大きなノブが1個付いています。

「Novation Circuit」ひとつで楽曲制作が可能

「Novation Circuit」のボディの裏側にはスピーカーが搭載され、単三電池が6個で動作する仕組みになっているため、PCがなくても「Novation Circuit」ひとつでいつでも音楽制作ができるようになっています。

USB経由で音源が組み込める

本体にはMIDI入出力が用意されているため、USB経由でPCとMIDIのやり取りが可能であり、DAWなど他のサウンドシステムに音源を組み込んだり、外部の鍵盤からCircuitのシーケンサーに入力することができます。

オリジナルパターンの打ち込みとミスタッチの削除も可能

シンセでオリジナルパターンを打ち込むことができるため、気に入ったフレーズが出来上がったら録音ボタンを押し、すぐに記録できます。もちろんミスタッチは削除できるため、次から次へとフレーズの作成が可能です。

楽曲保存は32個まで

完成した楽曲は32個まで保存可能です。

簡単ではありますが、「Novation Circuit」についてご紹介させていただきました。
「Novation Circuit」は遊び心を持ったダンス・ミュージックのトラック制作にはもってこいの万能ハードウェアなため、ちょっとした時間のお供として愛用してもいいですね。

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