【ライブレポート】Zirco Tokyo D_Drive & TSP presents「美女と野獣と金髪ツアー2018」

【ライブレポート】Zirco Tokyo D_Drive & TSP presents「美女と野獣と金髪ツアー2018」

2018年6月30日にZirco Tokyoにて、D_DriveとTSP主催のスリーマンイベント「美女と野獣と金髪ツアー」のツアーファイナルが行われた。2014年から毎年行われてきたこのイベントは「美女金」と称され親しまれている。ツアーファイナルを飾る出演バンドは主催の『D_Drive』『TSP』そして『TEARS OF TRAGEDY』の3組。

TEARS OF TRAGEDY

続々と集まる観客、やがて暗転し真っ暗なフロアに音が響き渡り始めるとゆっくりその幕が開いた。

トップバッターを務めるTEARS OF TRAGEDYの姿が見えると同時に、ステージ上からも後ろまで埋め尽くされたフロアが見える。ギター・TORUの煽るような演奏に自然とフロアから手拍子が上がった。

インストで披露された”Beyond The Chaos” が終わるとフロアから大きな歓声と拍手が起こり、この「美女と野獣と金髪ツアー」に相応しい幕開けとなった。

この日は45分にも及ぶロングステージとなり、”Void Act” や、”Astrea” などを含む全10曲を披露。ボーカルのHARUKAは時には拳を高く掲げ、時には大きく手を広げながら高々と歌い上げる。

今回TEARS OF TRAGEDYはZirco Tokyoに初出演となるものの、集まった大勢のファンと美女金ならではの暖かい雰囲気に包まれた中でステージを思う存分楽しんでいた。HARUKAは包容力すら感じさせる暖かい歌声を広いフロアに響き渡らせ、大勢の観客を最後の瞬間まで魅了していた。


セットリスト

1.Beyond The Chaos
2.Void Act
3.Rebirth
4.Astrea
5.Silence Ocean
6.Blue Lotus
7.INNOCENT
8.It like Snow
9.Another World
10.Accept Yourself

D_Drive

トップバッターとしての役割を全うしたTEARS OF TRAGEDYにより温められたフロアはそのまま、今回の主催バンドでもあるD_Driveにバトンタッチ。D_Driveのメンバーがステージに登場するとたちまち歓声が上がり、ギター・Yukiが何度も両手を突き上げそれに合わせてフロアから声が上がり、ギター・Seijiも身を乗り出し煽ると更に盛り上がりを見せそのまま一曲目 “Attraction” に突入した。

楽器の音だけが響き渡りメンバー各々が決められた音の中で最大限のパフォーマンスを繰り広げる。彼等は「楽器の魅力を音と表現だけで最大限に伝えたい」という思いを原動力に活動する、この日唯一のインストバンド。日本にとどまらず海外からも注目を集めるその実力を、この日のステージでもメンバー、一人一人が堂々と披露した。


MCではギター・Yukiが「最初は漠然と”続けていけたらいいよね”みたいに思ってたけど‥5回目を迎えられたのは皆さんのおかげです。ありがとうございます!」と美女金ファンに感謝の言葉を放った。今年初のメンバーチェンジを経て気持ち新たにスタートした彼等の止まらない勢いを感じさせるステージに、フロアからは度々大きな歓声と拍手が沸き起こりラストの “Screw Driver” まで熱量は衰えることがないままD_Driveのステージは幕を下ろした。





セットリスト

1.Attraction 4D
2.Cassis Orange
3.Shape of Your Life
4.Mr.Rat Boots
5.Gradation
6.GEKIRIN-逆鱗-
7.1,000,000 hp
8.Screw Driver

TSP

トリを務めるのはもう一つの主催バンドであるTSP。幕が上がる前から盛り上がりを見せるフロア。幕が開き開口一番にギターの音が響き渡り、「TOKYO!今日のTSPは準備運動から始めるぞ!みんな俺についてこい!」という言葉と共に始まった一曲目”ASH&RAIN” は準備運動とは思えないほど最高潮な盛り上がりを見せ、ボーカル・RIKIの「飛ぼうぜ!」の言葉に煽られた観客により、この日始めてZirco Tokyoが揺れた。

勢いは止まることなく2曲目 “MAD CLUSTER” 、”FREEZE”と続いていく。MCではこの日サポートベースを迎えたライブであることに触れ、怪我により出演できなかった、正規メンバーであるベース・THUNDER(サンダー)に向け元気玉をということで観客を巻き込み「1・2・サン・ダー!」と大きな掛け声で笑いを誘った。よりフロアと一体になったTSPは更に加速し、RIKIは何度も拳を突き上げ身を乗り出しながらその力強い歌声を披露した。

最後のMCでは、「寂しいなみんな。美女金終わりたくないな。来年やるか分からないけど‥来年はもっと地方から美女を連れて来られるように頑張ります。」と男だらけのフロアに向け冗談まじりに美女金への想いを語った。最後は”附和雷同”、”矛盾” と人気曲を立て続けに披露し、美女金ツアー2018を締めくくった。









セットリスト

1.ASH&RAIN
2.MAD CLUSTER!
3.FREEZE
4.IN YOUR LIFE
5.BREAK MYSELF
6.GET HIGH!
7.TIMES
8.Desperate Angel
9.20th Century Boys
10.附和雷同
11.矛盾

まさに「駆け抜けた」という言葉がぴったりのライブイベントとなった今回の美女金ツアー。この日のライブを目撃した多くの観客は、来年の開催を願っているのではないだろうか。

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